504 あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/05 18:37 ID:pr2Rye+m

叔父の話

夏山で一人でキャンプしてたらテントの周りが提灯みたいな灯りに
取り囲まれ、しかも笛や太鼓のお囃子まで聞こえて、その提灯が
ぐるぐる回りだしたそうだ。
叔父も分かった人で、いきなりテントの入り口開けて、
「こら!このくそ狸!!さっさと帰らんと焼いて食うぞ!」と
怒鳴ったら、サッと静かになり、朝まで何事もなかったとか。





515 あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/05 22:08 ID:FUlkxt13

某都立高校山岳部員時代の話

うちの顧問の先生は妻子持ちだ(ちっちゃい子2人)
そんな先生は心底山が好きなので
家族旅行なんか行ったときには凄いことになる

昼間家族と観光→夜早めに就寝→深夜起床→明け方1人で登山開始
→昼前に宿に帰り着く→また家族で観光…のくり返し

そのタイムスケジュールを聞いたとき、
家庭なんか持つもんじゃねぇなぁと高校生ながらに思ったもんだ

そんな先生が、ご友人の○○先生を山で亡くされてから初めて行った東北での家族旅行のお話

先生はそのときも例によって観光先の山を早朝登山しようとしていた
いつもどうり深夜に起きて、身支度を整えて、静まり返った宿を発った
車で登山口まで来るとそこでエンジンを切り、外が明るくなるのを待つことにした
室内灯を点け地図を広げる。真っ黒なフロントガラスに室内が映りこむ。
まったく静かな車内・・・・・と、そのとき
「ガチャ、バタン!!」
先生はとっさに振り向いた「誰かが入ってきた!?」
いや・・・誰もいない・・・が、確かに今、ドアを開けて・・・
だいたい、今どこのドアから音がした?車内を確認したがロックは全部掛かってる。
と、先生は思ったそうだ

「あぁ、○○先生、来てくれたんだ・・・・・一緒に登りたかったんだなぁ」
こうして先生は外が明るくなってから予定通り山を登ったそうだ。2人で。


乱文スマソ


517 あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/05 22:29 ID:nI8jDpX+

先輩から聞いた話です。

仕事でとある山中の川に行きました。
船着き場から小さな手こぎボートで少し下流に下ったところに作業場所があり、
先輩と現地の案内要員のおじさんと現場を担当する営業さんの三人で向かったそうです。
その日は前日に大雨が降ったこともあり、それこそ足下も見えないような深い霧に
覆われていたそうな。都会育ちの先輩はそんな霧の山中に分け入ったことは当然のこと
初めてであり、何とも言えない不安感にさいなまれていたそうです。
で、川に到着して用意してあったボートに乗り込み、霧の中をえっちらおっちら
進んでいくこと数十分。
「まだ着かないんですか?」
「うーん、おかしいな、もうすぐのはずなんだがなあ」
心細い会話を交わしつつ、目の前の霧の中になにやら浮かび上がる影。
勇んで接近してみたら、なんとそれは先刻離れたばかりの船着き場ではありませんか。
「なんでやねん!!」
驚愕する一同。そりゃそうだ、川を下っていったはずなのになんで逆戻りしますか。
先輩と営業さんは心底震え上がってもう帰ろうと言い出しますが、地元民である案内の
おじさんが聞きません。「こんな馬鹿なことがあるか、何かの間違いだ」と言い張って
再度川へどんぶらつんぶら。先輩と営業さんは心細さに思わず手を握り合う始末w
しかしながら再び川の流れに身を委ねること数十分。霧の中に見えて来たのは・・・
「やっぱり元の場所だ!!」
そこでさすがにびびった一同、諦めて山を下り宿に帰ったそうです。

翌日、綺麗に腫れ上がって霧も晴れたのでおそるおそるまた同じ場所に行ってみたのですが、
今度は苦労もせず現場にたどり着くことができたそうです。
「あの霧がなにか隠そうとしていたのかねえ」
先輩は10年経った今も、折に触れてぽつりと話してくれます。

それでも、後輩の自分が数年後、某ダムで沼御前に間違えられそうになるとは想像もしなかったでしょうねw


524 炭焼き爺さん :04/07/05 23:21 ID:P5wQJ9I0

炭焼き爺さんの昔話

そういや変な奴に会ったこともあったな。
紙芝居に出てくるような日本の神様みたいな格好しとった。
髪の毛を頭の両側でちまきみたいに結んで、大黒様みたいな白い着物着とった。
あと袋背負ってたな。
そいつがな、大したことない斜面を肩で息しながら登ってきおった。

子供でも駆け上がれるような斜面じゃ。
ワシは「大丈夫か?」って聞いたんじゃが頷くっきりで返事もできんようじゃった。
だいぶ疲れているようじゃったから小屋で休んでけて言うたんじゃ。
そしたら深々お辞儀してな、背負ってた袋の中から一掴みワシに何かかけおった。
なにやら白い粒でな、ポン菓子みたいなもんじゃったわ。
そんでまた歩いていってしまってな。おかしな奴じゃったの。


525 炭焼き爺さん :04/07/05 23:24 ID:P5wQJ9I0

炭焼き爺さんの昔話

ワシが一人で炭を焼くようになった頃にな、大きな山崩れで人死にが出た。
2つ3つ離れた町の御大尽が山を買ってな、材木用の木を切り出したんじゃ。
山には山神様の祠があったんじゃがな、きこり達は心得たもんじゃ。
山に入る前に山神様を祀ってな、山神様の斜面には手を付けなんだ。
木もまだ育たんやつは残してな。

じゃけんど御大尽はそれが気にくわんかったらしい。
大した賃金も払わんできこり衆に暇だしてな、新しい人足どもを集めてきよった。
そいつらがまた木の切り方もろくに知らんような奴ばかりらしかった。
そんで山を丸ハゲにしよってな、木を運び出そうとしたときじゃ。
大雨じゃ。風呂桶の底を抜いたような雨じゃった。

2時間も降った頃、人足が入った斜面が崩れたんじゃ。
20人近く犠牲になりおった。
きこり衆は山神様の祟りじゃと騒いでいたわ。
御大尽の方は20人も犠牲出したからな。
警察が入りおってな、何か見つかったんかの、捕まったらしいわ。



536 オマージュ :04/07/06 20:57 ID:sWZpiDmN

友人の話

彼は来週にせまった山登りのために自宅で準備をしていた。
妻は毎度の彼の行楽に少々あきれていたようにみえたが、
一緒に荷造りを手伝ってくれたそうだ。

登山二日目、彼は水にあたったのか、ひどい下痢に見舞われた。
脱水になり、疲労困憊、救急セットの中に何か使えるものはないかと
あさっていると、入れた覚えのない整腸剤が入っている。
服用するといくぶん楽になり、歩きだす事ができた。

家に帰って、妻にその事をいうと、自分が入れたと言う。

「なんとなく、必要になる気がしたの。」

彼の細君は、たびたびその妙な勘の冴えを発揮し、家にいながら
彼の窮地を何度も助けているそうだ。



537 オマージュ :04/07/06 21:01 ID:sWZpiDmN

同じ友人の話

いつものように山登りの準備万端ととのえた夜、
彼が地図を眺め明日のルートをおさらいしていると、玄関で物音がした。

そっとドアを開けて覗くと、寝ていたはずの妻がごそごそ何かしている。
彼「な、なにしてんの?・・・」
妻「ん・・・なんとなく。入れといた方がいいかな~って思って・・・」

寝ぼけ眼の妻が、ザックに包帯やらガーゼやら詰めていた。
一体いくつ入れたのか、ザックはぼこぼこに変形し膨れ上がっている。

これが必要な事態って、いったいどんな状況なんだ?

ぞっとした彼は、その登山を取り止めたそうだ。



539 オマージュ :04/07/06 21:07 ID:sWZpiDmN

おまけ(その細君の話)

彼女曰く、勘の働く時は常に「なんとなく」なんだという。
漠然と、こうした方がいいかなぁと思うだけなんだそうだ。
残念ながら、子供を産んだ後、その能力は徐々に弱くなったそうで、
今ではほとんど、その力が働くことはないという。

しかし最近、彼女は不思議な体験をした。
ベビーカーを押しながらスーパーへ買い物に行っていると、携帯が鳴りだした。
彼女が出ると、相手は市内の病院の看護婦であると名乗り、
彼が交通事故にあい手術が必要になるので、至急病院へ来て欲しい、と言った。
動転した彼女は大慌てで病院に駆け付けた。

幸い、命に別状はなく足の骨折だけであり、手術も無事に終わった。
手術室から出てきて照れくさそうに笑った彼を見て、
彼女は思わず泣いてしまったという。

ところで彼女はひどい機械音痴である。
携帯も苦手で、主婦になってからは家に置きっぱなしだそうだ。
だが、その着信音はベビーカーから聞こえてきた。
1歳にならない娘が、にこにこしながら、よだれだらけの手で携帯を持っていたという。



545 あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/06 22:43 ID:SkaYfnB+

さっぱり怖くないが、行くと絶対憑かれる場所でもいいのかな?
太閤道を金竜寺にあがる道に小さな神社ってか社。
蛇神を祭っていて社の周りには常に蛇がいて、絡まって玉になってることもある。
裏が霊場になっていて、下手に入ると憑かれると言われてる。
子供の頃そこで遊んでて、近く土地持ってる爺さんに頭から塩ぶっかけられた。
霊場は不動明王で結界が張ってあるが、爺さんはなんでか知らなかった。
蛇が憑くからと、古くから地に住む人は参らない社だったりする。
ちなみにちゃんと神主がいて休日4時ごろに来て滝に打たれて帰る。
神無になると泊り込みもやってる古いタイプの神主さんで、少々不気味。
知らない登山客が、さい銭あげてるのをたまに見る。


546 あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/06 23:49 ID:D6i9xMaI

知人の話。

願掛けをして、山の上のお社で百度祓えをした帰り。
緊張感を持続させるべく、大ぶりのナイフを刃剥き出しに持って
夜中の山道を駆け下りていた。
 行く先に、人影が見えた。
老人と、女の子が二人。
お社にお参りに行こうとしたが、老人が足を痛めてしまったらしい。
彼はナイフを腰にしまい、老人をおぶった。
 真っ暗な夜の山道、木の根やら何やらに足を取られそうになりながら
下山したら、ふもとの辺りでふっと背中が軽くなったらしい。
見渡せば今までついてきた女の子達も居ない。
不思議なこともあるものだ、と首をひねりながら家に帰った。



後日。街中で、車に乗っていた時の事。
信号待ちの女子高生たちが見えた。「風が吹けばなあ…」と思った、
その瞬間に突風が吹き、スカートがいっせいにめくれた。

「もしかしたら、あの老人と女の子達のお礼かもしれない。」
と彼はまじめな顔で語っていた。とっぴんぱらりのぷう。


558 あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/07 23:44 ID:khR2aECL

うちの田舎は瀬戸内海に浮かぶ島なのね。
で、小さいながらも一応、山はあるのね、名前は知らないけれど。
昔は3年に一回大甕に酒を一杯入れて山中の祠にささげてたんだって。
何のためかというと・・・大きな蛇がいてそれを飲むんだって。
で、供えて3年後に行くとちゃんと空っぽになってたんだって、ま、みんな
「蒸発してる。」って思ってたらしいけどね、で、ここからが本題。
ある日、農作業をする為に一人のお爺さんが山に登ったそうな。
一生懸命働いたおじいさんはお腹がすいたので昼ごはんを食べたそうな、そして
食後の一服を始めたそうな。なかなか晴れた良い日だったそうな。
で、煙管の灰をポ~ンと落とした、、、グラリ、、、、。
「ん?地震かの?」
もう一度、残った灰をポ~ン、、、グラグラグラ、、、、、。

どうやら、腰をかけていたコケだらけの大木は大きな蛇だったそうな。

とっぴんぱらりのぷう


561 あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/07 23:54 ID:HFynrqNm

友人から聞いた話。

田舎の祖父が若い頃、野草探しに入った山奥で、珍しい花を見つけたそうだ。
とても綺麗だったので持ち帰ることにしたが、途中で何故か道に迷ってしまった。
いくら歩いても堂々巡りで山の祠の辺りに出てしまうので、くたびれた祖父は、
祠の前で横になったそうだ。
うとうとするうちに、祖父は奇妙な夢を見た。

夢の中で、祖父は一面の花畑を前にして立っていたそうだ。
妙に見覚えのある地形に不審を抱いて目を凝らすうちに、祖父はここが
自分の村だと気が付いた。
人気のない家々の屋根を覆い尽してあの花が咲乱れていたのだ。

目を覚すと、祖父は大急ぎで道を引返して花を元の場所に戻してきた。
今度は道に迷わなかったそうだ。



564 あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/08 03:47 ID:B8N4EPdo

人づてに聞いた話。

Aという奴が子どもの頃、夏休みに祖父の田舎へ行った時の事。
ある日、自由研究の虫捕りをするために山へ入ったそうなんだが、何人かの
山伏みたいな人達が一列になって「迎えにきた迎えにきた」みたいなこと叫び
ながら山を登って行くのを見たんだそうだ。
子供心に気味悪く感じたAは急いで祖父の家に帰って親にその話しをすると、
横で聞いてた祖父が「えらいこっちゃ。ミサキ様に会いおった!」って青ざ
めて、わけがわからないAに酒と塩をぶっかけると近くの神社に連れていっ
たらしい。

これを聞いた俺は漫画の孔雀王にでてくる七人ミサキを思い出したんだが、
あれって本当にある話しだったのかな?
ミサキ様ってヤバイもの?








571 あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/08 16:13 ID:9lyC4a5T

Yahooチャットで元ワンゲルの奴から聞いた話。

富士登山中に後ろで悲鳴があがった。
見ると下で知り合ったグループの内2人が落ちたらしい。
助けに行ったものかどうか状況を確認していると
「あははははははははははは」
と耳の後ろで女の笑い声が響いた。
驚いて振り返った瞬間、突風で飛ばされ本人も落ちた。

先に落ちた2人は死亡、本人は骨折だったらしい。



576 あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/08 17:31 ID:9lyC4a5T

自分の話

昨年役場から地籍調査の要請があり、久しぶりにうちの山に入った。
一日がかりで杭打ちを終わり沢を下っていると鹿の角が落ちていた。
立派なものだったので置物かナイフの柄にでもしようと拾い上げた。
角を手に下っていると、

「おー、よか鹿の角ば拾ったねぇ」

という声がした。
見回しても誰もいない。

「ばってん、一本じゃ縁起の悪かばい」

声の主を探してキョロキョロしていると、カランという音がした。
音のした方を見ると、もう一本角が落ちていた。

とりあえず大きな声でお礼を言い、鹿の角2本を手に山を下りた。